ハタケシメジタイトル画像
ハタケシメジの画像

Lyophyllum decastes (Fr.:Fr.) Sing.

 ハタケシメジはキシメジ科シメジ属のきのこで、傘の大きさは4〜9cm、色は暗灰褐色〜茶褐色で、通常白いカスリ状の模様を有する。秋に道端や畑など土中内の腐朽の進んだ木材などを分解して発生する木材腐朽菌で、古来より美味しいきのこの代表とされている菌根菌のホンシメジに分類学的には最も近いきのこである。学名は5〜20本株状で群生する様子(10人の仲間)に因んで、和名は身近の環境に発生する特長に因んで命名されたものである。
 シャキシャキしていて歯切れが良く、ホンシメジ同様どんな料理にもマッチする大変に美味なきのこであることから、三重、宮城、秋田、群馬の各県の林業試験場などで人工栽培化に向けた研究が行なわれている。最近の研究によりハタケシメジには、食べても吸収可能な制ガン効果を発揮する低分子のβ−グルカンが多く含まれることが解明され、まさに「医食同源」を地で行くきのことして脚光を浴びるようになってきている。