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自然栽培におけるきのこの仕込み時期は、害菌の混入を防止する目的で、空気中の浮遊菌数の少ない2〜4月に行う。特に、降雪量の少ない年は、殺菌終了後の放冷工程において害菌類が混入しないよう慎重に作業を行う必要がある。 1、培養基の作り方 ・広葉樹オガコを使用し、栄養源としては、米ヌカ:フレッシュフスマ=7:3(重量比)の割合で、培地総重量の10%となるように添加する。 オガコが細かい場合には、チップダストを30%程度混合する。 ・栄養源は、培地総重量の10%程度添加する。(1ブロック当たり200〜250g) ・pH調整剤として、消石灰、あるいは炭酸カルシウムを0.2〜0.5%添加。 ・培地含水率は64〜65%に調整する。
3、接種 ・充分に消毒した専用の接種室で行う。 殺菌後の培地を短時間で放冷し(急冷厳守)、培地温度が20℃以下になってから接種する。(菌床温度が下がり難いことから、菌床温度を測定してから実施) ・フィルターと共にキャップの上ぶたを外し、消毒したスプーン等で種菌を30〜40ccずつ接種し、素早くキャップを元の状態に戻して口封じを行う。 4、培養 ・箱栽培と異なり仮伏せは不要で、接種後直ちに本伏せを行う。 凍結の可能性がある場合には、全体を断熱材やシート等で覆い、保温を図る。(5℃以下にしない管理が理想) ・夏越しは、通風、水はけ管理に留意する。(通風管理により、温度上昇の抑制を図る) 水はけ良好な場所で、湿度を低めに管理することが大切である。
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■ご注意! きのこ種菌の拡大培養は種苗法により禁じられております。
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